子どもの日課を整えること

まんまりえ’s Room
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「賢さ」コンプレックスを持っていた私は、長女Sunに生後3か月から早期教育を行いました。

子育ち講座を受講している時も、遠藤さんからは「おススメはしないけど、日課の中だったらいいんじゃない?」と言われてズルズル・・・

しかしSunが5才半から始めた「本物の思考力を育てる」という糸山泰造さんの「どんぐり倶楽部」という絵で解く算数の文章問題に取り組んでします。

どんぐり理論では早期に知的系統的教育を行うことは、子どもの思考力養成にならないばかりか、それを阻害してしまうという害悪にすらなると言われます(;´Д`)

かけたお金や労力を思うと泣けてきそうですが、高い授業料だと思うことにします。

最近、教員免許更新試験を受けたのですが、その講義の中に「子どもの脳の発達」について話がありました。

脳の発達は順序が大切であること!

早期教育は早ければ早いほどいい!と宣伝されますが、脳の発達段階からみると違ったのです。

この講義で脳の発達と育児について興味をもった私は一つの記事と出会いました。

文教大学教育学部の教授 成田奈緒子さんによる

子ども達の脳と体の発達」という記事です。

この記事をまとめると、大事なことはすべて子育ち理論のなかに組み込まれていることがわかりました。

脳の発達段階 

からだ脳=生きるための脳を育てる時期(0-5才)

脳の部分で言うと、大脳辺縁系や視床下部、中脳、橋、延髄といった「寝起き」「食べる」「からだを動かす」など生きるための機能をコントロールする部分です。

0才代は昼夜のリズムが逆転したり、2~3時間おきに授乳という食事が必要だったり、「快・不快」も泣くという手段でしか訴えられなかったり、身体のコントロールも未発達です。

それが徐々に首が座って、おすわりができて、ハイハイへ・・・と成長するにしたがって昼夜のリズムも整っていきます。

1才前後になるとだいぶ生活のリズムもできて感情を表情や声で表現できていきます。

お利口さんの脳=人間らしさの脳(1~18才 中核は6-14才)

前頭葉という部分で、言語や微細運動、思考・スポーツをするときに使う部分です。

思考や理性を司る部分ですね。

こころの脳=社会脳(10-18才 中核は10-14才)

頭頂葉の部分で社会のなかで、「自分」を幸せにして生きていけること。

脳の発達は順序が大事

「賢さ」コンプレックスだった私は、まだ「からだ脳」を育てるべき時期に「お利口さん脳」への刺激を与えていました(;^_^A

しかし、「からだ脳」は言ってみれば肉体を持って生きる私たちにとって「土台・基礎」の部分なのですね。

ここをしっかりと5歳までに作り上げることが大事になる、と成田教授は強調されています。

「からだ脳」が育つためには五感(視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚)の刺激を受けることですが、最も大事なこと…

それは

太陽のリズムに従う生活を送ること

だそうなんです。

早起きして太陽の光に当たることで視覚刺激によって、脳づくりが始まります。

0~5才の五年間は大人の我慢と根性が試される時。

・遊びたい(遊ばせたい)

・TVを見たい(見させたい)

・もう少し仕事をしたい・・・

こういった欲求をコントロールしてとにかく20時までに寝かすことで、朝7時には目が覚めて太陽の光を浴びられる!

5年間通して繰り返し刺激を受け「からだ脳」がしっかり頑丈に出来上がると、5才を過ぎた頃には、

夜は勝手に眠くなり、

朝は自分で自然と目が覚めて、すぐに空腹を感じて食事を摂り学校へ行きます。

十分な睡眠と食事によって、エネルギーが充電されているので学校で「お利口さん脳」が育つ。

子ども自身も親の手を煩わせずとも、ちゃんとできる自分は「価値ある人間」と思うことで「こころの脳」の育ちも順調に進む。

それは、結果的に自立や社会への巣立ちが早くなることである、と。

成田教授は大人の都合で太陽のリズムから遠ざけてしまうことは恐ろしいことだ、と語ります。

・・・子育ちの遠藤さんと同じことを言っている!!と思ったのでした。

日課を整えることは「脳育て」だった

かつての私がSunにフラッシュカードを見せたり、知育玩具を与えたりする早期教育は、私の自己満足であったなぁとつくづく思ったのでした。

妹から「子育ち」について教えられてとき「日課」なんて当たり前のこと…って思ってたんです。

しかも子育ちの「日課」って何時に起きて、朝ご飯は何時で・・・というような時間割ではなく、繰り返されるリズムなんですね。

寝て、起きて、身支度をして、ご飯を食べて…という淡々と繰り返されるリズム。

あぁ、人間も自然の一部なんだ、と感じて行ったのです。

我が家の子ども達は、20時くらいに寝て6時くらいに自分で起きてきます。

脳育てが順調に進行中…ということですね(#^.^#)

我が家の日課

休校にはいってから3月からの2か月の日課はほぼ変わっていません。

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19:50 本を持って寝室へ。
    本読みをしてから就寝。

私は完全朝型なので一緒に就寝して朝3~4時くらいに起きたときが自分の時間です。

6:00 起床。

    Sun(小3):朝ごはん準備

これまでは私が夫の弁当作りをしながら朝食準備するときに、指示出しをして動いてくれていたSunでしたが、次第に一人で準備をしてくれるようになってきました。

というのも、我が家の朝ごはんはごはん・味噌汁・納豆・目玉焼きという固定メニューだからです。

私はその間にMoon(年長)やOcean(1才11か月)の身支度の手伝いをします。

6:40 朝食

7:30 歯磨き、髪の毛縛りなど身支度。

    飼っているカタツムリさんのお世話。

    この辺りから3人で室内か庭で遊び始めます。

8:00 洗濯物干しをしますが、だいたい私が一人のことが多い。

9:00 外遊び。

4月上旬までは公園にでかけることもしばしばでしたが、緊急事態宣言後は庭遊びか、近所の田んぼの畔や車通りの少ない道での自転車乗りなど。

11:30 昼食作り

だいたい準備している最中にOceanの「おっぱい~(;´Д`)」コールが始まります。お昼寝タイム突入ということで、あとはSunに任せてOceanを布団へ連れて行きます。

12:00 昼食

12:30 どんぐり&課題に取り組む「学習」の時間

 まちがっても思考力養成のための「どんぐり倶楽部」の問題を学校からの課題(計算ドリルや漢字練習)の前にやってはいけません。

一度、漢字練習を午前中にやってしまった時がありましたが、いつもは描ける絵が全く描けなくなってしまいました(-_-;)

漢字でノートの余白を埋めることはどうしても、ただの単純作業なんです。

単純作業を繰り返した脳は「考えるな」という指令を出していることによって、考えられない習慣ができてしまうのです。

学習習慣を身に着けることは大事、と言われますが、それは「頭を使うもの」でなくては思考力養成は期待できず、効率的にそれが行えるのが「どんぐり倶楽部」の絵で解く算数文章問題、なのですね。

14:00 Ocean起床。昼食

14:20 TVタイム

Eテレの「にほんごであそぼう」「えいごであそぼう」「ピタゴラスイッチ」「はなかっぱ」「キッチン戦隊 くっくるん」「きょうの料理 ビギナーズ」「おしり探偵」など録画した番組を視聴。

録画番組で終わりが決まっているので子ども達自身でコントロールしやすいです。

15:00 おやつ

    外遊び(庭か近所)

16:30 夕食作り

Sun、Moon、Oceanの3人がキッチンに立ちます。それぞれの力量に応じた指示だしをしなければいけないので、この時間が一日一番の勝負所。

17:30 夕食

18:30 お風呂

19:30 歯磨きなど身支度

    お片付けタイム

夜中にルンバ(掃除ロボット)が稼働するので、床に何もない状態にしなければいけません。

みんなで一斉にモノを元の位置に戻します。

19:50 寝室へ・・・

以上、ほぼ2か月このリズムは変わっていません。

新聞などによると、休校が3か月目に入り先行きも不透明ななか、こころの不調を訴える子も多いそうです。

「どうせどこにも行けないから」とベッドから出てこない子もいるとか…

子育ちを知っていたら、日課の概念があったらそんなことにはならなかったのでは?と心が痛みます。

昨日の子育ち同窓会(by Zoom)で遠藤さんが

「子育ちは家での「生活」が骨格となってできている、元々がStay Homeベースだから、今更動揺しないのだ」とおっしゃっていました。

2月までは学校でへとへとになって帰ってきたSunに生活場面での指示はほとんど通りませんでした。

でも、エネルギーを使う学校がなくなって、料理をしたり、掃除をしたり、妹弟と遊んだり、本を読んだりするSunには生きる活力すら感じます。

近所の田んぼの畔で草花遊びをしています
カラスノエンドウを摘んでサラダ?スープ?作り。
豆が成長していき、熟していくカラスノエンドウに気づいていきました。
室内遊びの例。図書館ごっこをしているのですが、本を運ぶカートにOceanがお人形を乗せてしまい、遊びがちょっと変化したのが下の写真
図書館ごっこのカートだったはずが、救急車になりお医者さんごっこへ。

Stay Homeが叫ばれる今だからこそ、多くの人に子育ちを知ってほしいなぁと思います。

・・・ということで、子育ちを実践する一人としてきちんと発信していかなければ、と思ったのでした。

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