感情の発達段階

Sunの物語
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最近のSunは大人の階段を上り始めているのか、

気分全開になって不安定になることがしばしばあります。

子育ち講義録より

感情について

感情には「気分」・「情動」・「情操」の3種類がある。
 
例えば「お母さん、感情的に怒らないで」とは
「お母さん【気分で】怒らないで下さい」ということ。
逆に【情動】ではしっかりと怒らなければならない。
 
【気分】で怒るとは・・・
児童虐待は気分で怒ること(単にムカムカして当たる)が原因。(ヒステリー)
これは親の内側から出てくるものなので、子に原因がないのに叩く。
叩かれることに原因(ひとつの物語)がないために、自分自身の存在を否定されたと理解し「自分が悪いから叩かれる」「自分さえいなくなればお母さんこんなに怒ったりしないのに」とつぶれていってしまう。
 
気分が出たら子から離れるしかない。
 
 
【情動】で怒る
そこに原因(物語)がある。
例:台所に入り込み、面白そうと小麦粉に手を突っ込みばら撒いた・・・「こらーー!!」と怒る。
 
母親は小麦粉をばら撒いたという「物語」に対して怒る。
本人は傷つくが、「小麦粉をばら撒いた」ことに怒られていて自分を否定されているわけでないので自分はつぶれないで、物語を修正していく。
=小麦粉をばら撒かないようになる。
 
※「自分がつぶれるかどうか」の証拠
気分で怒った場合:「ごめんなさい、ごめんなさい」と縮こまり、底なしに小さくなっていく。
情動で起こった場合:わー!と泣いて怒った相手に抱きついてくる。
         怒った怖い母親と優しい母親が同時に存在している。
         優しい母親の方に泣きついてくる。抱きしめて「怒られちゃったね」と優しい母親が慰める。
 
母親が「こらー!」と気迫をぶつけ情動を出すことによって、子は「わー!」と泣く情動を出せるようになる。
 
母親は原因となった物語を言語化し語り返すことで、子は客観的に見れるようになり、ぶちまけるという行動はとらなくなる。
自分の物語を自分で創ることができないので、語り返すことで物語を作る手伝いをする。
 
【情操】
関心が持続していく事。
典型的なもの:将来こうなりたいという夢
 
例:「テレビゲームやりたい。ゲームボーイが欲しい」という子の発言(大体8歳くらい(小3)で言い出す。)
情動で言っているのか?情操(本気)なのか?を確認する作業が絶対に必要!
本気であれば、何を与えよう(テレビゲームやPCでも)が全く問題ない。
 
情動:他人からの影響他の子が持っているから、なんとなく自分も・・・、というすぐ収まってしまうもの。
   本気でない場合、なんとなくやり始めるとのめり込んで止められなくなる。
 
  例:アルコール中毒の場合と一緒。飲みたくてお酒を飲んでいるわけではない、病気であり止めたくてもやめられない状態。
    好きでお酒を飲んでいる訳ではない。好きで(自分の意志で)飲んでいればいつでも止められる。
 
情操:それをずっとやり続けたい。本気でやりたい子はいつでも止められるから。
 
・確認作業の方法(2~3ヶ月かける)
1か月目:子「ゲームボーイ欲しい!」
    親「ゲームボーイ欲しいよね、面白そうだもんね」とマネで返す。共感したフリ。
    これを1か月続ける。
 
2か月目:子はまだ言い続ける。
    親「本気だな」となれば、調査開始。ゲームボーイとはどんなものか?やってみたりしてどんなものかを把握。
 
3か月目:一緒に行って探す。
    子も親も予備知識がある状態で購入する。
 
・これはお稽古(開始時期は6歳以降がベター)も一緒。
情動で始めた場合、すぐに辞めてしまって親はイライラする羽目になる。
1~2か月言い続けたら(2か月目に調査)、3か月目に見学しに行ってどこに行くか決める。
 
お稽古開始の条件
 ①6歳以降であること
 ②上記確認作業を経ていること
 
こうして本気で始めた子は上達するかしないか?は才能の問題があるので別として、人生を豊かにするものとして取り組むようになる。
 

感情の発達段階

0~2歳:気分の時代  

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2歳~4.5歳:気分+情動の時代 ・・・とてもうるさい、耳栓を揃える人がいるくらい。

  6歳~9,5歳:気分が完全に落ち着く全段階として、気分全開になる。
「自分がどうかしてしまったのではないか?」というくらいに気分全開になって葛藤する時期がある。         

徐々に情操が出始める。(父親の時代の始まり)  

13歳以降:気分がグッと落ち着くとともに情操が安定してきて将来の夢を持つ(使命の自覚)ようなる。  

泣きたいときはちょっと泣きたいから待っててとワッと泣き、怒るときは人を投げ飛ばさんばかりに激しく起こるが、スッと戻れる。

→自分の感情を自覚でき、コントロールできる。

 理性が自分の感性をしっかりと受け止めている状態なので、「感想」を持つことができる。  

このように情動がハッキリしている人は「竹を割ったような性格」(後腐れがない・尾を引かない)として人間関係がスムーズになる。

Sunの葛藤の様子

お風呂に家族で入った昨晩のことです。

パパが先に洗い終わり「交代します」と言いました。

私はOceanを連れて洗い場に出てます。

Sunも上がりながら「Moonは後にして、洗うところがないから」と言いました。

Moonは「Moonだけ上がるのが遅くなるのはイヤ」と出ました。

私は自分も洗いながらOceanも洗います。

Moon:Oceanの頭はMoonが洗ってあげるから。

Sun:Moonは自分の頭もまだ洗ってないでしょ!

Moonは自分の頭を洗いつつ、Oceanの頭も洗ってあげます。

Sun
Sun

もう、こっちにお湯かけないでよ!泡がついた!

Moonの行動にいちいち腹が立つ様子です。

パパが先に上がり、私とOcean、Moonも上がりました。

しかし、なかなか上がってこないSun。

5分くらい経ってから「もう19:45だから上がりましょう」と声をかけます。

むっつりした顔で上がり、身体を拭いていくSun。

私は夫とOceanやMoonの着替えを手伝ったり、髪の毛を乾かしたり、仕上げ歯磨きをしていきます。

Moonに本読みをすると、Oceanが「ねんね~ねんね~」と歌いだします。

「ねんねんねやま」のわらべうたを歌いつつ、寝床に行きます。

遅れて上がったSunの髪の毛を乾かすのを手伝ったり、仕上げ磨きをしたりは夫が担ってくれました。

布団に入り、ウトウトしだすとSunが最近使いだしたぬか袋(チンしてあたためて湯たんぽのようにして使います)をMoonがつかっていることに怒ったSunが取り上げました。

「Moonが使っていたのに~~!!」と大泣きするMoon。

私は「Moonが使ってたんだよ。返しましょう」

Sunは「もう!!」といいつつ、布団に入りました。

最近、このようにお風呂に入るくらいからSunの機嫌が悪くなることがしばしばあります。

何かというとMoonに突っかかっては怒っています。

気分全開で本人も葛藤している時期なんだな、と思うと私のイライラもちょっと減ります(;^ω^)

子育ちを知らなかったらSunの様子に「勝手にイラついて当たり散らして何なのよ!」って全否定していたな~と思います。

私は完全に朝型で20時くらいには眠くなってしまい、3時前後に起きる生活です。

このくらいになると私が一番眠くて、丁寧に入眠の儀式を行えないことや、

Sunのイライラを受け止めきれないことが悩みのタネではあります。

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