子どもの気持ちを受け止めるということ

Sunの物語
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 Sun(小2)には、3日ほどかけて準備してきた遊びがありました。

「幼稚園・小学校ごっこ」をしよう

ただやるのではなく、申し込みを募って、告知をして、土曜日(11/9)に入園式をやって・・・という流れをSunはイメージしていました。

まず11/7(木)の夕方には、申込書を作っていました。

ぜんぶ手書きです。これを5~6枚書いていました。

終わると、私に

Sun
Sun

おかあさん、おいそがしいですよね。そういう時のために預かりもやっている幼稚園が始まるんですよ。MoonやOceanなど預けられませんか?

とお誘いがありました。

MammaRieri
MammaRieri

あ~、いいですね。それはぜひお願いします。

といって、申込書に必要事項を記入しました。

その次の11/8日には「お知らせ」が貼りだされ

「あさいち」というSunが発行する新聞第2号にも告知が掲載されました。

夜寝る前にはかごにスモックや小さいリュック、カラー帽子などを整えて、私が書いたMoon(4歳)とOcean(1歳)の入園を待っていました。

そしていよいよ9日、当日。

Sunは朝食後に習慣としている「どんぐり問題」に取り組みました。

1時間程で終了すると

Sun
Sun

さあ~、そろそろ入園式始めますよぉ。

張り切ってリビングに戻っていきます。

するとMoon(4歳)が「はぁ~~(;´Д`) 疲れるからちょっとね」と先制パンチ。

SunはまずOcean(1歳)にスモックを着させようとします。
Oceanは逃げます。

それでもSunはOceanを捕まえて無理にスモックを着せました。

いやぁ~~

それを見たMoonは

Moon
Moon

やっぱりやらな~い

と逃げていきました。

私は泣き叫ぶOceanを前に格闘するSunに

 

MammaRieri
MammaRieri

無理やりにはできないよ。くまちゃん二人を(幼稚園に)入れてあげて。

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と遊びに介入しました。くまちゃん(1歳児くらいの大きさ)を二人連れてきました。

でもSunは払いのけます。

Sun
Sun

もう!フンフン!!

怒ってスモックなどを入れていたビニール袋を破り始めました。

私は泣いてしまったOceanをおんぶし、Moonをつれて

MammaRieri
MammaRieri

髪の毛しばってこよう。

と洗面所の方へ移動しました。

その後リビングに戻ってもフンフンと怒りオーラを発しているSunに

MammaRieri
MammaRieri

ずっと準備してきたのにねぇ。悲しかったよね・・・

と抱き寄せます。

最初は抵抗を見せるSun。

それでも膝に載せます。

ギュッと抱きしめると、Sunの胸の辺りのぽっかりとした淋しさを感じます。

怒りというか「悲しみ」「喪失感」を感じました。

言葉もかけず、とにかくその悲しみを一緒に感じようと努めました。

髪の毛と背中を撫でながら。

背中にはOceanを背負っていましたが、途中で下ろすとMoonが遊ぶ方に行くOcean。

私はSunを膝に載せて10分程でしょうか、抱きしめていました。

段々とSunの悲しみが解けてきたのを感じます。

回していた洗濯機が「ピーピー」と終了の合図。

MammaRieri
MammaRieri

洗濯物、干さなくちゃ。

膝からSunをおろしました。

Sunはすっきりとした顔を見せました。

おしまい。

考察

数日かけて準備して、遊びのイメージを広げてきたSunですが、相手は生身の人間。

思った通りには動いてくれません。

そしてSunの「学校ごっこ」は「ああしろ、こうしろ」と命令が多くなるので、それに付き合わされるMoonはちょっとうんざりしていたんですね(;^ω^)

だから準備に入れ込むSunを見てきてMoonは「また色々言われそう・・・」と予想していたことから、最初から拒否感を示したのだと思われます。

数日かけてイメージしてきた遊びがまったく実現しなかったSunのがっかり感は想像がつきました。

なので「悲しかったね」と声をかけてしまったのですが、言いながら「悲しいかどうかは言ってないから分からないな」と勝手に決めつけてはいけない、と思い直し、黙って抱きしめることにしました。

私がSunを抱きしめて感じたのは「悲しさ」より「淋しさ」や「喪失感」のような気もしました。

その感情をただ一緒に味わうことに徹しました。

そしたら、Sunの切り替えは早かったですね。

私がベランダで洗濯物を干していると

Sun
Sun

今日はM公園に行きたいな~。もうお昼まであんまり時間ないし、お弁当もってこうよ。

と言い出したので

MammaRieri
MammaRieri

あ、そうだね、そうしようか。じゃあSunおにぎり作って。

そうして🍙作りを始めたSunはすっかり通常モードでした。

ただひたすらに受け止めるに徹すれば、きちんと自分で立ち直っていく、

それが分かったエピソードでした。

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