「勉強しなさい!」は子どものやる気を奪うNGワード

子育てノウハウ
この記事は約7分で読めます。

うちの子「勉強するする」っていうから見てると、ずーっと漫画読んでるのよ。だからつい「勉強しなさい!」って言っちゃったら「あ~~!今しようと思ってたのに、もうやる気なくなった」だって!!
毎日こんなことの繰り返しなんだけど、どうしたらいいかしら。

はい、こんなお悩みはあるあるだと思いますが(;´Д`)
「勉強するする詐欺」じゃないかしら?って思っちゃいますよね。
でも、この行動にはちゃんと理由があったのです!

これさえ知っておけば、「勉強しなさい」って言わなくて済みますので、親も子もHappyになれますよ☆

スポンサーリンク

苦手なことに取り組むにはエネルギーが必要

 車がガソリンや電気などのという燃料(エネルギー)なしには走れないように、人もエネルギーという燃料タンクを持って生活しています。

 好きなことをする時は、下り坂を走るようなもので燃料(エネルギー)の必要量は少なくて済みます。
 しかし、苦手なことや面倒なことなど「おっくうだなぁ」と思うことについては、上り坂を走る時のようなもので、アクセルを頑張って踏みますしそのための燃料(エネルギー)が余計にかかります。
 
 苦手なことに取り組む時に、それに必要なエネルギーが足りない場合は補給しなければいけませんね。
 車であれば、ガソリンスタンドや充電スタンドに行けばエネルギー補給できますが、人の場合は「好きなこと」をしたりしてエネルギー補給しています。

 冒頭のママさんのお子さんの場合、「漫画を読む」というのがエネルギー補給行動だったのです。

エネルギーはちょっとしたことで奪われる

 お子さんは好きな漫画を読んで徐々にエネルギーを貯めています。よし、そろそろエネルギー満タン!FULLになるぞ~~!となってきました!

 そんなエネルギー満タンになってきたことを感じたのがこのママさん。
このママさんにもエネルギーの燃料タンクはあります。

この子は勉強するするっていうのに、漫画ばっかり読んでて大丈夫なのかしら?今度のテストでまた成績が悪くなったら・・・受験までもう少しなのに・・・やっぱり塾に通わせないとダメかしら。でもお金かかるし・・・


不安なことを考えるときのエネルギー消費量って実は、ハンパないことになっているんです!!苦手なことに取り組むこと以上の減り方です。
不安なことを考えることには終わりがありませんから、考えれば考えるほどエネルギーは減っていき、Empty表示が点灯しちゃうくらいまで減ります。

すると、やはりどこかから補給しなければいけません。
エネルギーは好きなことをして自分で補給する以外に、「エネルギーが高い人から奪う」ということもできてしまうのですね(;’∀’)

 エネルギーが高い人に対して、「え?!なんで?」と戸惑ったり、ちょっとショックなことだったり、エネルギーを下げる行動をすると、その下がった分をもらえるという形で補給することになります。
 ちょうど吸血鬼が人の生き血を吸うような行動なので、こういうことをしてしまう人を「エネルギーバンパイア」と言います。
 
 人はカンタンに「エネルギーバンパイア」になってしまいます(;´・ω・)
そして、そういうときはエネルギーが高い人が無意識に分かり、取りに行ってしまうのです。

 冒頭のママさんは、エネルギータンクがEmptyマーク表示されてしまったので、補給先を探していたところに、お子さんがエネルギーが貯まっていることを察して「勉強しなさい!」ということで、お子さんの貯まったエネルギーを補給していたのです!!

 なので、お子さんは「今からやろうと思ってたのに、やる気がなくなった」というのは言い訳でもなんでもなく、その通りなのです。

 私自身にも、身に覚えのあることなので、意識しなければいけないなぁと思っています。

苦手なことに取り組むには、ルーティンに組み込む

 上り坂を上る前に、坂を前にして止まって「上るぞ~~!」と空ぶかしをしていては、余計なエネルギーを消費してしまいますね。
 少し手前から助走をつけたり、下り坂の途中から上り坂に切り替えていくなど、苦手なことに取り組むまでをパターン化することで、スムーズに取り組んでいくことができます。

我が家の取り組み~宿題編~

我が家の小学校2年生の長女Sunの日々の宿題などの取り組み方についてご紹介します。

Sun
Sun

はぁ~~疲れたぁ。今日のおやつ何?

とまず、帰宅したらおやつを食べて、休憩します。
学校はやはりストレスのかかる場所なので、エネルギーレベルはEmptyマークが点灯しています。

Sun
Sun

今日さ~、〇〇くんが体育のときにケガしちゃって!手の皮がビロ~ンてむけちゃって、保健室行ったんだよ。で、掃除できないから掃除の時は保健室にいたんだ。


などなどおやつを食べながらあれこれ今日あったことなどを一通り話すSun。
こうして、エネルギー補給して徐々に回復中・・・
そろそろFULLだなと思ったところで

MammaRieri
MammaRieri

今日の宿題は何が出た?

Sun
Sun

今日はね、ケド(計算ドリル)の24と25だよ。

連絡帳を確認するSun。

MammaRieri
MammaRieri

了解、じゃあ準備するからノート貸して。

宿題調整して、Sunに適切な分のみやるという方針(年度当初に学校に報告了承済み)なので、私がやるところだけをピックアップして、準備してからSunに渡すというのが、我が家の宿題ルーティンです。

我が家の取り組み~家庭学習編~

我が家では糸山泰造氏の「どんぐり倶楽部」という家庭学習に取り組んでいます。


 

 人は考えるときには言葉ではなく、視覚イメージの活用で思考しています。糸山氏はこれを「視考力」と呼んでいます。
 これに感じる力、味わう力(糸山氏は「感味力」と命名)を損なわないように細心の注意をはらいながら思考力を養成していく、という方針です。
 やることは算数の文章問題を絵で解く、というものです。
言葉を忠実に再現して、緻密に操作していかなければ答えにたどりつかない、というのが「どんぐり問題」の肝です。

 学校の問題のように「答え」に重きを置いていません。
なぜなら、言葉をイメージ再現して自分のオリジナルで書き起こして、操作していくという過程が重要だからです。
 頭の中の未発達な思考回路を、使えるように掘り起こしていく、というのが目的なので、「こうかな?」「ああかな?」と自分で掘った思考回路は、いろいろな方向に張り巡らされることで強固な回路になっていくからです。
 正解ではなかったとしても、その回路はいつか使える回路になるために、とにかく自分であれこれとイメージを書き起こして、操作していくことが大切なのです。

 Sunは5才5か月(年中の冬)の時から「どんぐり俱楽部」の問題に毎週末取り組んでおり、今は取り組みから2年半くらいです。
問題に出てくる言葉が難しいので軌道に乗るまでに1年くらいはかかりました。
軌道に乗るまでは、夫と協力し集中できるように個室に私とSunと二人だけの環境にして、私が隣で高学年問題に取り組むということに気を付けました。
 軌道に乗っている現在は、家族が周りにいるなかでも一人で黙々と問題に取り組んでいます。
(基本は、親も隣で取り組むことが必要です。今はそれがなかなか難しいですが、Moonがあと8か月後から開始となりますので、その際は基本に立ち返ます!)

どんぐり問題に取り組むときは、普段は食べられないおやつ(グミや、ガム、マシュマロといった甘いものが好みのSun)付きです。
これがエネルギー源ですね。

毎週土日の朝イチにとりくむ、という日課です。
朝食が終わり、片付けている最中に

MammaRieri
MammaRieri

さあ、じゃあ何時からどんぐり始める?

と、Sunに始める時間設定をしてもらいます。

Sun
Sun

今8時でしょ?う~ん、8時20分!

と、Sun自身がそこに向かっていくために準備する時間を決めます。

MammaRieri
MammaRieri

は~い。飲み物はお茶でいいかな?

Sun
Sun

今日は暑いから、炭酸水にするわ

設定した時間になると、おやつを自分で準備し始めて開始となります。

こうした流れがあると、負荷のかかることでもスタートすること自体にエネルギーを消費せずに済みます。

苦手意識があっても、スタートしてしまえば勢いで進むことも多くあります。
いかに省エネでスタートさせるか、ですのでルーティンを決めることはおススメです(*^▽^*)
参考になれば幸いです。

スポンサーリンク

コメント

タイトルとURLをコピーしました