自己犠牲は自分も相手も不幸にする

まんまりえり’s Room
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先日のお風呂の時間のこと、我が家の長女Sun(小2)がこんなことを言い出しました。

Sun
Sun

最近さ~、学校でいやなことがあるんだよね。

MammaRieri
MammaRieri

いやなことがあるの?!

4月に転校してきたばかりなので、どんなことを言い出すのかちょっとドキドキな私・・・。

Sun
Sun

同じ班のRちゃんがさ、いっつも命令してくるんだよ。

MammaRieri
MammaRieri

命令してくるのか・・・。

命令ってどんなことだろうと、ドキドキする私。

Sun
Sun

毎日給食の時、ナプキンしいて~とか、コップに水汲んできて~、とか。自分は隣の子とペチャクチャしゃっべってるのにだよ?

MammaRieri
MammaRieri

自分は遊んでるのに、Sunに色々いいつけてくるのか~。

Sun
Sun

うん・・・。

MammaRieri
MammaRieri

そっかぁ。どうしたらいいかなぁ・・・。ずっとハイハイって言うこと聞いとく?

Sun
Sun

それはヤダな。

MammaRieri
MammaRieri

ヤダよねぇ。ずっと言うこと聞き続けなきゃいけなくなっちゃうもんね。

Sun
Sun

今度言いつけられたら、Sun,やらないって言うわ!

MammaRieri
MammaRieri

お?!言える?

Sun
Sun

うん、『今は遊んでるんだからできるでしょ。本当にできないときは手伝うよ』っていう。だってさ、ずっと命令聞き続けてたら、Rちゃんは別の子にも同じことしちゃうじゃん?それは、他の子もイヤな氣するもん。

MammaRieri
MammaRieri

だよね!ちゃんと伝えることがRちゃんのためにもなるんだよね!!

 自分ができることにもかかわらず、Sunにあれこれと言いつけてくるRちゃんとSunの関係は友達というヨコの関係性ではなく、主人と家来のような支配するタテの関係でした。 

このような歪んだ関係性にSunはイヤな氣をもったのです。
でも、それは友達としておかしい、と付いたのですね。

その上に、自分さえ黙っていて我慢すれば丸く収まっている、という自己犠牲を超えて、このままの関係性を続けたら、Rちゃんはこのタテの関係を他の子にも持ち込み、イヤな氣をさせることになる。
そうしたら、Rちゃんが友達から嫌われてしまうことにもなりかねない。
Rちゃんは友達だからこそ、「こういうことをされるのはイヤなんだよ」とキチンと伝えよう、
ということにまで思い至ったのだという決意だと感じました。

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自己犠牲を考える

 ちょうどSunのこの話があったとき、私が尊敬する方の一人である経営コンサルタントの小田真嘉さんのお話を音声学習していた内容とリンクしたのです。

 例えば、親子関係において親の期待に沿うことで親のご機嫌取りをすること、本音は隠して、お母さんの顔色を伺って、お母さんが喜びそうな方を選ぶ・・・それは自己犠牲である、と。

 もう、まさに私はそうやって生きてきた過去があるので、ドキリとしました。
まんまりえりのストーリー」(プロフィール)にも書いたのですが、母が喜ぶ方を選択して高校生まで生きて来たら、もう私には何が自分の本音なのかすらも分からなくなっていたのです。

 小田さんは
「ある時期からは、子どもは【親教育】をしなければならないのです」とおっしゃいました。
 それは、親の期待を裏切ること。

親の期待値は成長するにつれてどんどん高まっていきます。
我が家の1才ホヤホヤの長男Oceanのように歩けるかどうかの時期だと、1,2、3歩と歩けるだけで幸せを感じていたのに。
学校に通うようになると、毎日元気に通うことを期待し、学校でしっかりと勉強することを期待し、さらにテストなど持って帰って来た日にはより高得点であることを期待しています。
 
 親の期待に沿えば沿うほど期待値は高まり、それまでと同じレベルでは幸せを感じられないようになります。
 大学に入って、親元を離れた時に少し「親が期待する娘像」から外れてみたものの、その反発はものすごく大きく、そのやりとりに膨大なエネルギーを使うことを恐れ、結局結婚するまで親の期待に応えることが最優先事項でした。

小田さん曰く、
「人間は進化するからこそ、歴史が続いている。
ということは、子どもが親を超えることが宿命なのです。
子どもは親が期待する通りに生きていたら、自分の人生を生きられません。
それは進化しない、ということです。

『こうやって生きていってほしい』という親の期待は徹底的に裏切られるという洗礼を受けるからこそ、期待値はゼロになり、子どもに望むのは『生きていてくれさえすればいい』というレベルに下がる。
 それは、〇〇大学に入ってほしい、とか医者になってほしいとかいう期待値から比べたら非常に低いレベルで幸せを感じられること。

 そうすることによって親も親自身の人生を生きられるようになる、これが【親教育】なのです。」
ということです。
 
 私も母の反対を振り切って、結婚を決めたことがそれまでの親子関係を変える大きな転機になったと思っています。

 相手が怒るかもしれないから、がっかりするかもしれないから、悲しませるかもしれないから、と本音を隠して期待に沿って「私さえ我慢すれば」という自己犠牲は、自分も相手も不幸にするのですね。

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Sunのその後

さて、今度Rちゃんに命令されたらきちんと言うぞ!と腹をくくっていたSun。
今日帰ってきて何も言わなかったSunに思わず聞いてしまいました。

MammaRieri
MammaRieri

Rちゃんに命令されたりしなかった?

Sun
Sun

今日は私に命令してこないで、自分でやってたわ~。だから何も言わなかった。

腹が決まれば、現実が変わる、と小田さんはおっしゃっていましたが、RちゃんはSunの雰囲気から、それまでと違うものを感じたのかもしれませんね。

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